2018年度さくらプロジェクト東北支援活動

更新日:2019年3月25日

 予定通り、19時28分に東京駅に到着しました。
新幹線では生徒たちも流石に疲れた様子でしたが、改札を出た後はそれぞれが元気に家路に着きました。
さくらプロジェクトは新年度から事後学習へと移り、文化祭での発表などを通じて防災への啓発活動なども行なっていく予定です。
 現地の方々やプロジェクトを始めた先輩方の想いを引き継ぎながら、生徒たちの活動は続いていきます。
三日間の活動をお支え下さった皆さまに、また、快く送りだしてくださったご家族の皆さまにも心から感謝申しあげます。

 その後、バスに乗って女川町へと移動しました。
 ここもまた津波によって壊滅的な被害を受けましたが、若い人々が中心となって新しい街づくりが進められています。
 女川駅から伸びる通りには、復興のシンボルとなっている海の見える商店街があり、地元の特産品や海産物などが販売され、生徒たちもここで昼食とお土産の購入を行いました。
 一方で、海岸近くには震災で流された交番が残されており、周辺もかさ上げ工事が続いているなど、まだまだ復興は道半ばだということを感じました。

 この後、仙台駅から17時25分発の新幹線に乗り、東京へ戻ります。到着予定時刻は19時半頃で、その後東京駅で流れ解散となります。

 3日目を迎えました。これまでの2日間とは違い、穏やかな陽気に恵まれました。
 最終日の今日は、朝から小渕浜の漁港のお手伝いをさせていただきました。この時期の小渕浜では、ワカメ漁が最盛期を迎えており、お話によると宮城産のワカメの多くが小渕浜から水揚げされるそうです。
 生徒たちは2〜4人ほどに分かれて地元の方と合流し、各地で作業のお手伝いを行いました。めかぶ削ぎやワカメの選別など、様々な仕事を汗を流しながら行い、最後には沢山のめかぶやワカメを頂きました。
 地元の方々は私たちをとても優しく迎え入れてくださり、災害から再び立ち上がる東北の人々のたくましさや心の温かさを感じました。

 夜の会では、これまで2日間の活動の振り返りと今後へどのように活かすべきかの話し合いが行われました。各自でポストイットに意見を書き出し、それをグループ内でシェアしました。
 それぞれのグループで1時間以上に及ぶから熱心な話し合いが行われて、多様な意見が出されました。
 日頃からの防災意識や準備の大切さ、いざという時に最善を尽くして避難を実行する決断力や行動力、この経験を家庭や学校と共有することの大切さなど、それぞれの生徒が災害に対する意識をより深め、継続した復興支援や被災地との関わりの大切さを実感したようでした。
 その後、晩祷をみんなで捧げ、2日目の行程を終えました。明日はいよいよ最終日です。

 午後は石巻市に移動し、大川小学校を訪問しました。ここでは津波により多くの生徒と教員が犠牲となり、校舎はその後、震災遺構として保存されることになりました。
 現地では、大川伝承の会の共同代表である、鈴木典行さんが講話をしてくださいました。鈴木さんの娘さんもまた、大川小学校に通っていた生徒であり、津波による犠牲者となってしまいました。「災害は必ずやってくる、しかし災害によって人間、特に子供が犠牲になるようなことは起こってはならない」と、生徒たちに語ってくださいました。

 各地の震災遺構から感じる自然災害の恐ろしさと、講話をしてくださる方々が教えてくださる、災害時に大切な心得や生死を分けることになる行動力や判断力。2日間を通じて生徒たちは様々なことを学んでいます。
 これらをどのように今後に活かすべきなのか、それぞれが考えを巡らせながら、この後2日目の夜の会に臨みます。

 2日目を迎えました。仙台は寒気の影響もあり、小雪がちらついています。
 午前中は、ゆりあげ朝市を訪問しました。まず生徒全員でゴミ拾いなどの清掃活動を行いました。その後各店舗に分かれて、販売の手伝いをさせていただきました。お店の方やお客さんからは、「若い子が手伝ってくれることで、みんなも元気を貰える」などの嬉しい声もかけて頂き、生徒たちも元気な声と笑顔で活動をしていました。
 お手伝いが終わったら、昼まで朝市の散策をする予定です。買った海産物や肉などは、朝市に設置している無料の炉端で焼くことが出来ます。
 「美味しいものを沢山買って、沢山食べることも復興支援の1つです」と地元の方もお話ししていました。

 その後、多賀城高校に移動し、交流会の第2部が行われました。多賀城高校の生徒がファシリテーター役となり、震災時の避難行動を考えるワークショップを行いました。
 地図上で避難行動を想定しながら、実際に起こりうるハプニングに対してどのように対処すべきか、ゲーム感覚で学びました。
 多賀城高校との交流会の後、千年希望の丘公園に行き、被災地の見学や2015年度に植樹した桜の木を視察しました。
 津波に流された家屋の土台や折れ曲がった鉄骨など、今も津波の傷跡が残されていました。

 昼前に仙台駅に到着しました。到着後は地元の多賀城高校との交流会が行われました。まず、多賀城高校の生徒が説明役となって街歩きを行いました。震災から8年経っていても、依然として各地に津波の痕跡が残っており、当時の動画や体験談を交えた説明に桜美林の生徒も真剣に聞き入っていました。

 3月23日(土)8時15分に東京駅に集合しました。昨日の天候から一転、雪まじりの小雨の朝となりましたが、8時56分発東北新幹線やまびこ・つばさ129号で仙台へと向かいます。

 3月23日(土)~25日(月)の2泊3日、第5回目の東北支援活動が行われます。出発に先立ち、3月20日(水)13:00より結団式が行われ、礼拝での祈りをもって活動が開始されました。49名の高校生、5名の卒業生、5名の引率教員、計59名が8年目の被災地へと向かいます。

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