更新日:2021年2月12日
喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。(ローマの信徒への手紙12章15節)
2月12日の中学校礼拝の奨励では、高校2年生の久保田先輩から「今の僕にできること~ホームレスの方々との関わりを通じて学んだこと~」と題してお話を伺いました。
久保田先輩は後輩のためにスライドを準備し簡潔に話をしてくれました。先輩はホームレスの方々にマスクを寄付するという些細なきっかけから、炊き出しボランティアや訪問活動などに携わるようになり、ホームレスの方々との関係を深めていく中で、「ホームレス」と一括りに呼んでいた人たちへの「汚い・怖い」などの先入的なイメージが変わっていったこと、助けを必要としている人が助けを求められるような社会の実現が必要なこと、自分たちの置かれている環境が当たり前ではないと気づいたことなど、自身の貴重な体験・感想を話してくれました。
身近なことから社会への関心を持ち、疑問に思ったことがあれば調べ、実際に行動するということは決して簡単なことではありません。しかし私たち一人ひとりが心がけたいことだと学ぶことができました。