高等学校教科紹介

英語We prepare you to become global citizens

野口 清 先生

Q:なぜ英語を学ぶのでしょうか?

A:インターネットの普及は英語によって得られる情報量を膨大に増やしました。また企業の国際化は英語の利用を当然のこととしています。海外に出ずとも、私たちにとって英語は必要不可欠な道具といえます。

Q:大学受験に向けての英語のポイントは何ですか?

A:生徒たちは4技能を用いた実践的なコミュニケーション力を身につけることを目標としています。したがって授業では、高度な入試問題にも対応する読解力と表現力を伸ばすことに重点を置いています。

授業のながれ

1年生

4技能(読む・聞く・話す・書く)の土台を築きます。

2年生

4技能をさらにレヴェルアップし「高校英語」を完成させます。

3年生

入試問題の演習を通して、論理的に英語を運用する能力に磨きをかけます。

SCENE

「伝えることの難しさ、伝わったときの喜び」

コミュニケーション英語でのグループワーク、そして英語表現でのプレゼンテーションを通じて、意見の多様性を尊重する大切さを 学びながら、英語で自分の考えを表現することの楽しさを体験し ます。

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数学物事の本質を見抜く力を養う

野中 裕子 先生

Q:なぜ数学を学ぶのでしょうか?

A:数学の様々な分野を学ぶことで、生きる力が身につきます。様々な問題に対して論理的に考えることで解決の糸口を見つけられるように、そして新しい世界と出会ったときにも、性質を逸早く掴み、ルールに則り歩みを進められるようになってほしいと願います。

Q:数学を学ぶうえで大切なことは何ですか?

A:何も見ないで自らの力のみで解けるようになることが大切です。

授業のながれ

1年生

公式や定理の証明から論理的な説明に慣れ、解答の記述を反復して練習していきます。

2年生

問題を解く上で必要な”文章を読み解く読解力”と“情報を整理する力”を身に付けます。

3年生

入試問題から論理的に説明する力を伸ばし、多面的な見方と解答の構成について学びます。

SCENE

「思考力を高める取り組み」

授業では“なぜそうなるのか”と考える機会を作り、学習分野における定理や解法などの本質を捉え、問題の意図を読み取る読解力と論理的な解答を書く記述力を養う工夫をしています。

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国語正確な読解力の養成

梅山 薫美子 先生

Q:なぜ国語を学ぶのでしょうか?

A:目の前にあるモノも、心の中にあるモノも、人間は言葉にして初めてそれを認めることができます。言葉にできれば、それについて考えることもでき、相手にそれを伝えることも可能です。この世界の豊かさを知るには言葉が必要なのです。

Q:大学受験に向けての国語のポイントは何ですか?

A:日常生活では用いない抽象的な言葉の意味を覚える必要があります。「古典」では多くの作品に触れ、語彙・文法を身につけなくてはなりません。

授業のながれ

1年生

現代文分野では「考えながら読む」ことを習慣化し論理的な思考を身につけます。古典分野では平易な文章の読解を通じながら文法を学びます。

2年生

現代文分野・古典分野とも身につけた知識を活用して、難易度の高い文章に挑戦していきます。

3年生

模試や入試の過去問などを活用しながら演習問題に取り組み、実践的な力を養成します。

SCENE

「思考力をつけるために」

「現代文」の授業では、大学入試に対応できる記述力を養成するため、要約を授業に取り入れています。筆者の主張と具体例を読み分けるなど、文章をまとまりで捉えられるようにします。まず結論を押さえ、その根拠を遡るなど要約のポイントを掴みます。

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社会自分の考えに基づいて行動する

吉田 智仁 先生

Q:なぜ社会を学ぶのでしょうか?

A:社会科は、この世界の成り立ちや仕組みを学ぶ学問です。皆さんが自立した大人として主体的に生きるために役立つ、様々な知識や技能を学ぶことができます。

Q:暗記科目だと思うのですが、その他に日々の学習でどのような勉強をすればいいですか?

A:単なる暗記科目とせず、新聞やニュースに目を通し現代との繋がりや関連を意識することで力がつきます。

授業のながれ

1年生

歴史や地理の学びを通して、社会的諸事象への興味・関心を広げていきます。

2年生

選択科目ではより深い専門性と、共通科目では政治・経済分野を中心に学んでいきます。

3年生

2年生で学んだ世界史や日本史を中心に、大学受験に対応できる力を養っていきます。

SCENE

「グローバルな視点で考える!」

1年生の地理の授業では、アフリカの問題を通して地球規模の課題を考えます。学び合いを通して問題解決力を養います。

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理科生活や環境について科学的に考える

竹村 泰典 先生

Q:なぜ理科を学ぶのでしょうか?

A:私たちの周りの多くの現象を論理的に解明する力を身につけるために理科を学びます。

Q:どうして桜美林の理科は実験を大切にしているのですか?

A:理科を学ぶ上で「本物」に触れ、体験をすることにより論理的思考ができるようになるからです。

授業のながれ

1年生

進学・特進コースは化学基礎・生物基礎、国公立コースは物理基礎・生物基礎を履修します。

2年生

理系では化学が必修、物理か生物のいずれかが選択必修となり、3年次まで継続します。

3年生

文系でも、受験に備えた基礎科目の補習や、自由選択で生物を履修することができます。

SCENE

「知識と世界をつなぐ体験」

手触り・色・におい・音色・味…この世界は様々な感覚にあふれています。五感を通して世界を体験してみましょう。またそのとき考えたことを共有することで世界はもっと広がります。

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第二外国語近隣諸国の言語を学ぼう

コリア語(韓国・朝鮮語)

小学生が平仮名を学ぶように、コリア語の授業でも、まずは文字を学習することから始めます。そして日常生活で使用頻度の高い語彙を選んで、読める・書ける・聞きとれる・話せるように練習を重ねていきます。韓国の街並みにある看板や好きな歌の歌詞が読めたり、またそれらを書けたり、ドラマや映画のセリフが聞き取れたり、韓国からの留学生と話ができたりするのはとても素晴らしいことです。

中国語

発音や会話の練習を中心に授業が進みます。自分の趣味や家族、自己紹介、また友人を遊びに誘ったり、店員さんと値引き交渉をしたりと、様々な場面で会話ができるように、授業では毎回全員に話す機会が与えられます。中国語の学習を通して、中国の中高生との交流はもとより、日頃の生活における他者とのコミュニケーション力も身についたらと考えています。

教養科目

聖書

真理はあなたがたを自由にする

「聖書」を通じて、イエス・キリストの生涯と思想を学び、キリスト教的価値観を学びます。聖書の言葉と真摯に向き合い、より良い生き方や在り方を求めて自らの内面を見つめ、「隣人愛」や「学而事人」の精神を養います。自分・他者・社会・神を見つめる視点から始まる広い視野を持った確かな眼差しを育み、愛と寛容の心を土台として世界に平和を実現できる豊かな人間へと成長していきましょう。

「みことばの光」

聖書の言葉が、自己肯定感を高め、隣人愛と平和に向かう生き方へ導き、「心に輝く光」となって私たちの道を照らします。

体育

心と身体を鍛えよう

現代社会においては、さまざまなストレスにさらされ心身のバランスを損なう人も多くいると聞きます。そういう中で大切なことは「若いうちに心と身体をしっかり鍛える」ということです。桜美林ではその健全な育成を「体育」・「保健」の両面から行います。「体育」では、学園内の施設をフルに活用しながら種目に偏ることなくバランスよくさまざまな種目を通して健康づくりを目指しています。

「マラソン大会」

3学期は、中学から高校までの全クラスで一斉にマラソン大会に向けて、マラソンの授業になります。

家庭

体験から学びましょう

桜美林では、2年生で家庭科を履修します。家庭科は生活の仕方について学ぶ教科です。生活に関する知識や技術、考え方を身につけて実践し、これからの人生を自分らしく充実したものにしましょう。

「マスコット制作」

思い思いに刺繍などで飾り付けをして、自分オリジナルのマスコットを制作しています。

「調理実習」

調理の技術を身につけるだけでなく、献立を理解して、調理・盛りつけ・配膳・食事のマナー、後片づけにいたる一連の内容の習得に努めています。

音楽

音楽を通して心豊かな生活を

音楽の授業は、合唱やハンドベル合奏など、能動的な実技体験を軸に進められます。「桜美林に入って更に音楽が好きになった」「音楽への興味・関心がより高まった」と実感してもらえればと願っています。たくさんの音楽と出会い、心豊かな高校生活を送ってほしいと思います。

「ハレルヤコーラス」

ハレルヤは努力して覚えると一生忘れない合唱の名曲です。

「ハンドベル合奏」

ハンドベルは演奏できる機会の少ない貴重な楽器ですが、力を合わせて奏であげた時の感動は何物にも替えられません。

美術

美術を通して豊かな感性を育てよう

日本・世界の文化を学びながら国際的に活躍できる人材を育てることが目標です。学年の初めにデッサンを行い、造形の基礎 力を高めます。さらに建 築・陶芸などの生活に関わるもののデザインを通して美術と社会との関係性を認識します。

「1年次のハイライト」

各自の土地に白や透明の素材を使って建築物を制作します。計画性や粘り強さが求められますが人気のある課題です。

「高校時代の集大成」

舞台や映画等の美術も参考にして、光を使った空間表現に挑戦しています。学んできた知識・技法を生かして自分の世界を表現します。

書道

様々な分野を学びます

1年次では、漢字(楷書・行書・篆書の臨書)・仮名・篆刻を、2年次では、漢字(草書・隷書)・漢字仮名交じり・細字・篆刻と幅広く学びます。篆刻では自分の名前を篆書で彫り、自分だけの印を作成します。1学期の漢字ではコンクールに出品する作品も制作します。

「ゼロからの作品制作」

「書道I・II」の授業で、漢字(楷・行・草・隷・篆 )すべての書体を学びます。そこからステップアップして、漢字仮名交じりの書では、自分の好きな言葉や詩を、自ら構成を考え作品にしていきます。最後に自分で作った印を押して完成します。ゼロから作品を作っていくので、完成したときは達成感があります。

「小筆の授業は特に真剣」

「書道I」では仮名を臨書し、「書道II」では漢詩を書き、最後は色紙に清書します。みんな集中して細かい文字を書いています。