SDGsへの取り組み

SDGs(持続可能な開発目標)とは?

SDGs(持続可能な開発目標)は、持続可能でよりよい世界を実現するために、
国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成すべき目標をまとめたものです。
17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

取り組み紹介

桜美林中学校・高等学校の教育では、真の国際人を目指す過程でSDGsに向き合い、考える機会が沢山あります。
どのような活動の中でも真剣に考え、知ろうとし、学校生活を通して周囲に影響を与え、同時に影響を与えられていることを感じ、
社会課題と向き合える教育を実践しています。

ユネスコスクール加盟

ユネスコスクールへ加盟することで、桜美林中学校・高等学校が伝統的に力を入れてきた国際理解教育・英語学習・海外とのネットワークをさらに発展させ、「隣人愛:持続可能な地球規模の共生社会をめざす」プロジェクトを立ち上げました。
ユネスコが提唱するSDGsを柱として、世界的課題につながる、自分たちができる取り組みを「平和」「環境」「国際」の3テーマを中心に実施することで、地域社会や国際社会に貢献する人材を育成します。

さくらプロジェクト

2013年度にクラブの交流活動から始まった東北支援は、今では「さくらプロジェクト」として学校あげての活動に発展しています。
毎年3月に高校生40名が宮城県へ向かい、同じユネスコスクール加盟校で「災害科」をもつ多賀城高校と、防災をテーマにした学習を深めています。
また、1月には「みやぎ防災ジュニアリーダー養成研修会 東日本大震災メモリアル」に参加し、本校の防災に対する取り組みを発表するなど、生徒たちは自ら主体的に活動しています。

収穫感謝礼拝

「収穫感謝礼拝」にあわせて全校生徒に協力を呼びかけて集められた献米は、NPO法人木パトや日本基督教団神奈川教区寿地区センターを通じて野宿生活者のための炊き出し活動に用いてもらっています。また、桜美林中学校では毎週水曜日の1時間目に中学校全クラスがチャペルに集い、礼拝の時間を守っています。礼拝時における献金は、国内外の組織を通して必要とされる方々あののために役立てていただいています。
SDGsが目標として掲げている「貧困をなくそう」「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育をみんなに」「平和と公正をすべての人に」を実践しています。

フィリピン短期留学

2018年度から、春休み期間を利用して、卒業式を終えたばかりの中学3年生の希望者を対象に、フィリピン・セブ島での2週間の英語研修プログラムが用意されています。
授業のない週末には、様々な事情で両親と暮らすことのできない5歳以上の女の子たちが、シスターたちの庇護のもと一緒に生活を送っている「Our Lady of Divine Providence Home」という孤児院を訪問し、歌や踊りを披露し合いながら交流を深めています。プログラムに参加した生徒たちの発案で、文房具やTシャツなどを集めて寄付をしようという運動にまで広がっています。