東日本大震災メモリアルday 2023

2024年1月22日

お知らせ

高校

東日本大震災メモリアルday2023 ~防災・減災は伝災から~

1月19日~20日の2日間、宮城県多賀城高校が主催して行われた「東日本大震災メモリアルday2023」にさくらプロジェクトのメンバーである高校2年生の2名が参加してきました。この取り組みは、東日本大震災の経験と教訓を全国各地・後世に継承し、全国の高校生が自分の地元地域の防災や減災に関する問題や課題を焦点化し、自分事とするきっかけを作ることを目的として行われています。

1日目は東北大学災害科学研究所の佐藤翔輔先生より「災害があったことが伝わるために」と題して基調講話があり、そのお話を受けてグループワークを行いました。全国から集まった同世代の高校生との意見交換では、色々な視点からの考えや意見に接することで新しい気づきや学びが多くありました。
2日目は各学校が準備してきた災害に関する探究内容についてのポスターセッションで、各学校のタイトルを見ていくと震災に対して科学的な面、心理的な面、社会的な面から様々な切り口からのアプローチができることを改めて実感しました。
午後は多賀城高校災害科学科のみなさんに「多賀城津波伝承まち歩き」を案内してもらいました。手作りのMAPと丁寧な説明の合間に災害科学科に入学したきっかけや防災への思い、将来の夢などを聞かせてもらい、防災に対する意識の強さを感じることができました。

このような貴重な機会を与えてくださった多賀城高校のみなさんをはじめとする関わったすべての方に感謝いたします。