化学者　野依良治先生特別講演会

ノーベル化学賞受賞者　野依良治先生をお迎えして講演会がおこなわれました

1月15日（水）桜美林中高では、2001年に「キラル触媒による不斉水素化反応」の研究でノーベル化学賞を受賞された野依良治先生をお迎えし、荊冠堂チャペルにて講演会を行いました。
「未来社会を担う君たちへ」と題された先生のご講演は、これからの時代を創造していく青年たちに向けてのエールあり、苦言あり、大変刺激的なお話でした。先生は「Think globally Act locally」「Think locally Act globally」（すべての人・地域は世界とつながる）という言葉を最後に残され、桜美林生たちに勇気を与えてくださいました。桜美林中高生、保護者、教職員など500名を超えるチャペル満堂の参加者は、先生のお話に聴き入り、熱気あふれた時間となりました。
そして、約70分間の講演会に引き続き、先生自らが設定してくださった「野依良治に挑む！」（徹底討論）という企画では、会場に残った約50名の生徒たちからの真剣な質問の数々に丁寧に答えてくださいました。
私たちはこの日、このような貴重な時間を与えられ、大変恵まれた年明けのひと時を味わうことができました。
先生のご健康と、そして今後のご研究、更なるご活躍を心からお祈りし、ご多忙の中に桜美林中高においでいただき、生徒たちにたくさんのメッセージを頂戴したことに心から感謝を申し上げます。