One Dayフィールドワーク

2025年3月24日

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One Dayフィールドワーク ~カトリックのミサ体験と平和を考える~

3月23日(日)One Dayフィールドワークを実施しました。
今年は「カトリックのミサ体験と平和を考える」をテーマにして、江東区の潮見と新木場(夢の島)地区をめぐりました。

カトリック潮見教会ではハングル語ミサに参加して、教会の創立と深いかかわりのある北原怜子さんの生涯についてお話を聞きました。北原さんはゼノ神父にあこがれて自ら「蟻の街」に出かけて奉仕を始めた方でした。この教会は人々に慕われておのずと誕生した特徴的な経緯があります。
その後、第五福竜丸展示館に出かけてガイドさんからアメリカの水爆実験についてお話を聞き、その歴史を展示から学びました。第五福竜丸の被爆をきっかけとして生まれた原水爆禁止の市民運動から誕生したのが、昨年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協でした。実物の第五福竜丸はとても大きく船体からは刻まれた歴史が伝わってくるようでした。
最後に夢の島熱帯植物園を訪問して熱帯の植物を見学しました。熱帯のフルーツを使ったアイスクリームを食べて一日の疲れをいやしました。参加した中高生は互いに仲良くなり、楽しく有意義なフィールドワークになりました。