One-Dayフィールドワーク
2026年3月30日
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2025年度 One-Dayフィールドワーク報告
3月29日(日)2025年度のOne-Dayフィールドワークがおこなわれました。
桜が満開の京王線上北沢駅に集合し、世田谷、上北沢地区を巡りました。ここは桜美林学園の創立に多大な貢献をされた、賀川豊彦とキリスト教にまつわる様々な歴史が秘められている地域です。
午前中は上北沢駅最寄りの賀川豊彦が創設した日本キリスト教団松沢教会で、受難週の主日礼拝に参加しました。
清藤淳牧師より「十字架のイエスさま」と題した説教をお聞きし、イエスキリストの受難とその意味について学ぶことができました。教会の礼拝堂の中央には賀川豊彦の肖像画が飾られていて、創立者を大切にしていることが分かりました。パイプオルガンの素晴らしい音色のなかで、大勢集われた信徒の皆さんの美しい賛美に圧倒されました。興味深いことに、第5代中学校長の小川留三先生も通われていた教会であることも、生前に親交のあった信徒の方からお聞きすることができました。
午後からは賀川豊彦記念松沢資料館を訪問し、事務長の刈谷雅夫さんに解説と案内をしていただきました。賀川豊彦の壮大な人間愛と相互扶助による社会改革の様々な事業に圧倒されながらも、弱いものや悲しみのなかにある人々と共に生きようとした姿勢には、聖書とキリスト教の影響が大きかったことを知らされました。また清水安三先生の生き様には、賀川豊彦の思想と実践と重なることが多いことにも気づかされました。
最後に蘆花恒春園を訪問してキリスト教文学者の徳富蘆花の生家と碑石を見学しました。武蔵野の雑木林に囲まれた場所で、文学と農的生活を愛した蘆花の思想と生きざまに触れる機会となりました。当日は天気にも恵まれ、満開の桜が美しい世田谷を一日歩きまわり、多くの歴史と人々に出会いました。
参加した中学生と高校生はすっかり仲良くなり、充実したフィールドワークを終えて帰路につきました。

