吹奏楽部クリスマスコンサート　2024～高校野球部前監督片桐先生感謝の音楽会～

クリスマス・コンサート～高校野球部前監督 片桐先生感謝の音楽会～を開催しました

今年は第Ⅰ部クリスマス・コンサート、第Ⅱ部は特別企画　片桐先生感謝の音楽会、として開催しました。

第Ⅰ部は、中学、高校それぞれが、お馴染みのクリスマス・ナンバーの他、アンサンブルも披露しました。中学生の素直な演奏や、名（迷？）司会！による高校ステージなどで、会場には和やかなクリスマス・ムードが溢れました。
そして第Ⅱ部は、片桐先生感謝の音楽会。選手・監督として、そして高校の先生として、計り知れない糧をお与え下さった事に、感謝の想いを込めてのスペシャルステージ。桜美林のオリジナル・チャンステーマ、♪Let’s Go OBIRINや、得点歌♪あら野の果てに、などを演奏。駆けつけてくれた高校野球部によるコールや歌も加わり、球場の雰囲気さながらに・・・。
更に、“片桐選手”が主将としてチームを引っ張り、見事甲子園で優勝を果たした時、感動したある作曲家が作りレコードとなった、伝説の名曲、♪嗚呼！深紅の旗 東京（ふるさと）に還る　の生演奏に、会場は熱気に包まれました。また、監督として、片桐先生が選手たちのモチベーションを高める為に、ご自身で作られた映像を、今回特別に公開させていただきました。先生の部員達に対する想いのこもったその映像は、私達にも強い説得力をもって迫るものでした。そして、先生は数か月前から、サックスを練習されている！ということで、高校生のサクソフォンパートとのアンサンブルで、♪星に願いを　を演奏していただくサプライズが実現しました。
最後は、片桐先生の指揮で校歌を演奏するという夢のような時となりました。もちろん指揮されるのも初めてでしたが、堂々とされたその指揮にあわせて、ご来場の皆様の “イエス イエスと叫ぼうよ”の歌声が一体となって響き渡り、感動のうちに音楽会は幕を閉じました。
先生は、野球を通して、“決して諦めず粘り強く、カッコつけずに”の精神を、真摯な姿勢で伝え、多くの感動や勇気を与えて下さいました。そこで生まれた“打算なき絆”が、大きな輪となって、桜美林の、また桜美林に繋がる全ての人々のエネルギーの源となってきたことは、疑う余地がありません。この日の会場は、それを共有する温かさに包まれていました。

片桐先生、野球部、ご来場いただいた皆様、協力下さった方々に、改めて深く感謝申し上げます。どうもありがとうございました。　　　　
吹奏楽部顧問　生野隆久